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米海兵隊ライフルマンの生存性・攻撃性・通信ネットワーク接続性の向上を狙った次世代装備が続々評価試験に投入

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米海軍研究開発機関(NR&DE: Navy Research and Development Establishment)主導による『市街地高度海洋技術演習(ANTX: Urban Advanced Naval Technology Exercises)2018』が、カリフォルニア州キャンプ・ペンデルトンでおこなわれ、様々な新装備が評価のために投入されている。
NR&DEは、産業界・学術界・官公庁の研究機関から構成されており、『市街地第5世代海兵調査実験演習(U5G: Urban 5th Generation Marine Exploration and Experimentation)2018』が3月から2019年2月までの11ヶ月間に渡って実施。この中でキャンプ・ペンデルトンでの取り組みは、その第1弾に位置付けられている。

兵士は最新鋭の技術が投入された装備やソリューションを実戦環境下に持ち込むことで、その運用上の有用性を評価する機会を得ている。とりわけ複雑な市街地環境の中での生存能力や致死性(=攻撃性)、通信ネットワークの接続性といった能力向上を図ることで『海兵隊のライフル中隊およびその従属部隊に対する技術向上の提供』が目的となる。


Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel


Photo from IXI Technology
IXI社の対ドローン装備「ドローン・キラー(Drone Killer)」。コンパクト設計のPDWスタイルで、ピカティニー規格レイルによって照準器の搭載も可能。全長61センチメートル、全幅10センチメートル、全高24センチメートル、重量7.5ポンド(=約3.4キログラム)。射程は最大で800メートル。


Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel
通信システム装備のコンセプトモデルを背負う第1海兵師団・第4海兵連隊・第3大隊の隊員。


Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel
ヘルメットにはヘッドアップディスプレイも。モバイル端末など情報共有を図っている。


Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel
オプスコア(Ops-Core)の新型「FAST SFスーパーハイカット・ヘルメットシステム」と「RAC(Rail Attached Communications)」を着用する隊員。

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オプスコア(Ops-Core)ヘルメットに特殊部隊用の新作「FAST SFスーパーハイカット」が追加
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Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel


Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel
物資運搬・負傷者後送用の陸上型無人機(UGV)の姿も。エアレスタイヤを装着させた武装モデルも確認できる。


Photo by Lance Cpl. Rhita Daniel
ステップイン・バイザーとロープロファイル用のクチバシが備わったヘルメット。

手のひらサイズの超小型ドローン「PD-100 ブラックホーネット(Black Hornet)」。陸軍に続いて海兵隊も、歩兵分隊レベルでの小型偵察・監視用ドローンの運用を模索している。

関連記事:
米海兵隊司令官、「2017 年末までに全ての歩兵分隊に偵察用ドローンの配備を」

新興EVメーカー「ニコラ・モーター社(Nikola Motor Company)」が開発した実用任務車輌(UTV: Utility Task Vehicle)の『レックレス(Reckless)』。アクセルを踏み込めば僅か3.5秒足らずで時速100キロメートルまで加速する。戦闘任務を想定して遠隔操作式銃塔(RWSs: Remote Weapon Stations)での武装も可能となっており、7.62mm中機関銃、12.7mm重機関銃、40mm自動擲弾銃、ジャベリン対戦車誘導ミサイルへの対応がおこなえる。

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