米陸軍、XM17 MHS 計画を推進。今年 8 月にも提案 12 種から 3 種への絞り込み選定を実施へ
軍事情報サイトの IHS ジェーンズが、フロリダ州タンパでおこなわれた国防産業協会 (NDIA: National Defense Industrial Association) 主催の「2016 特殊部隊産業会議 (SOFIC: Special Operations Forces Industry Conference) 」で入手した「XM17 MHS (Modular Handgun System) 」に関する情報を掲載している。
Photo By: Sgt. Russell Toof
「中止もやむなし」と謳われていた本計画だが、米陸軍はそのまま推し進める方針であることが見えてくる。
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記事によると、「国防総省は 2 月の時点で、昨年 9 月に発出された XM17 MHS の提案依頼書 (RfP: Request for Proposal) について、トータルで 12 種の入札があった」とのこと。
なお大半が既報ではあるが、これらについて現在分かっている具体名は以下の通り。
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また、懸案事項として挙がっていた使用弾薬についても言及しており、「国防総省は現時点では 9x19 mm と .40 がお気に入りであるものの、MHS の使用弾薬についてはまだ最終決定に至っていない」「ある防衛関係者がサイズや重量、射撃精度の観点から 45 口径が無視されているとする提案を受けていた」といった内容が示されている。
これらについては、既報の通りとなるので、興味のある方は下記リンク先よりご覧頂きたい。
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また、本件について気になる新情報としては、9 ヶ月に渡る「製品検証試験 (PVT: Production Verification Test) 」へ繋がる「絞り込み選定」については、今年の 8 月に現在までに届のあった 12 種から 3 種になることが見込まれている。その後、PVT の成功を経て、定率初期生産 (low-rate initial production) に進み、晴れて軍納入の第一陣になるという流れが見えてくるという。
なお大半が既報ではあるが、これらについて現在分かっている具体名は以下の通り。
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また、懸案事項として挙がっていた使用弾薬についても言及しており、「国防総省は現時点では 9x19 mm と .40 がお気に入りであるものの、MHS の使用弾薬についてはまだ最終決定に至っていない」「ある防衛関係者がサイズや重量、射撃精度の観点から 45 口径が無視されているとする提案を受けていた」といった内容が示されている。
これらについては、既報の通りとなるので、興味のある方は下記リンク先よりご覧頂きたい。
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また、本件について気になる新情報としては、9 ヶ月に渡る「製品検証試験 (PVT: Production Verification Test) 」へ繋がる「絞り込み選定」については、今年の 8 月に現在までに届のあった 12 種から 3 種になることが見込まれている。その後、PVT の成功を経て、定率初期生産 (low-rate initial production) に進み、晴れて軍納入の第一陣になるという流れが見えてくるという。
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