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米軍の市販パーツによるM4自動小銃アップデート計画「M4A1+」が中止を発表

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米軍の市販パーツによるM4自動小銃アップデート計画「M4A1+」が中止を発表
U.S. Air Force photo/Senior Airman Amanda Morris
Image is for illustration purposes only.
一般向けに市販されているパーツを使用してM4自動小銃をアップデートしようという「M4A1-Plus」計画について、アメリカ陸軍は中止すると発表した。

「M4A1-Plus」はハンドガードやチャージングハンドル、トリガーユニットなどに、市販のアフターパーツを使用することで命中精度・作動効率を向上させようという計画。通常、年単位でかかる新規パーツの開発期間を短縮し「民間AR」の利点を軍用に取り込もうというものであった。

軍用M4自動小銃を民間向けパーツでカスタムする「M4A1-Plus」計画の仕様が公開 - ミリブロNews
アメリカ陸軍は計画発表当時「自分たちに必要なパーツはもうすでにあるか、あるいはそれを開発することのできる企業があるだろう」との見通しを示していた。しかし市場調査の結果、要求水準に達するパーツは存在しないという結論に達したようだ。

M4は1994年採用ですでに20年以上も現役の座にある。海兵隊でもM4カービンへの転換が計画されているなど、未だ後継は現れる気配がない。

アメリカ海兵隊、M16A4 ライフルから M4 カービンに転換を計画中 - ミリブロNews

Source: Army ditches plans for additional M4 carbine upgrades
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201607
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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