【PR】バトンTrading、販売する電動ガン全てにスイッチ保護のための「SBD」を無料で装着開始

ミリタリーブログサポートチーム

2014年09月26日 18:55

中華エアガン チューニングショップ「Gunsmith バトン」などを展開する株式会社バトンTrading は、販売する電動エアソフト全挺に、スイッチ保護のための装置「ショットキーバリアダイオード (SBD: Schottky Barrier Diode) 」の装着を開始する。

対象となるのは、BATON airsoft 電動ガンシリーズと、Gunsmith バトン、BATON airsoft プラスで販売する中華電動ガン、中古電動ガン、持ち込みチューニング。販売価格はすべて据え置きのままだ。
Gunsmithバトン
http://www.gunsmithbaton.com/
モーター後部に装着されているのがSBD(ショットキーバリアダイオード)。これは試作時のもので、量産版では、より小型のSBDを使用し、狭小な設置スペースにも対応出来るという。
東京マルイのスタンダード電動ガンは、シンプルな構造でセミオート・フルオートの確実な動作を実現した画期的な電動ガンのシステムとして世界標準となっている。ただ、シンプルな構造故に作動のスイッチは物理的接触であり、火花による接点の摩耗が弱点であり、特にチューン時や昨今の高性能なリポバッテリーを使用したときなど、スイッチの摩耗、焼き付きが問題となる。

そのスイッチの摩耗対策として、これまではスイッチをFET化して火花が飛ばないように回路を作り替えるチューンが行われてきた。ただし、FET化すると常時、微弱電流が流れ続けるため、保管時にバッテリーを外し忘れるとバッテリーが完全放電してしまって傷んだり、FETの破損時に暴走する(止まらなくなる)危険があった。

そこで、FETほど完全に火花を抑えられるわけではないが、SBD(ショットキーバリアダイオード)をモーターに装着することで逆起電流を抑制し、スイッチの火花を減らすことでスイッチの摩耗を抑える手法も知られていた。SBDは、これまでに『ダーティワークス スイッチバリカタ』、『G.A.W. 電動ガン用SBD』、『ET1 SBD(ショットキーバリアダイオード)』などが、カスタムパーツとして販売されている。
こちらが、スイッチ摩耗テストの実験装置。機械的にトリガーを引くことで、電動ガンのセミオート時の動作をシミュレート。カウンターも同時に押して発射弾数を正確に数えている。下記にて SBD・FET スイッチの摩耗比較テスト映像を掲載中。
今回、株式会社バトンTradingは、自社ブランドの『BATON airsoft』電動ガンシリーズ、『Gunsmithバトン』、『BATON airsoft プラス』で販売する中華電動ガン、中古電動ガン、持ち込みでのチューニングも、すべてSBDを装着することにしたとのこと。しかも、販売価格はすべて据え置きのままである。

バトンTrading代表の大塚氏によれば「ノーマル、SBD、FET、それぞれの回路をセミオートで2万発ずつ発射するテストをしたところ、FETだけでなく、SBDにも確かなスイッチの保護効果が認められました。SBDは直接的な性能に関わるパーツではなく、スイッチの耐久性向上のためのものであり、施工してもお客様には性能差としては体感できないパーツです。しかし、SBDの装着により、電動ガンの故障の可能性が減るのであれば、お客様により安心して弊社の電動ガンを使っていただけることとなり、お客様にも弊社にも長期的な利点となると思い、コストは弊社負担で全丁装着に踏み切りました(※)。
また、SBDはFETと違い、装着することによるデメリットがなく、万が一、SBDが破損しても電動ガンの動作に影響を及ぼさないため安全であるということも、全丁装着を決断した大きな理由です」とのこと。

※国産の電動ガン(現状、Gunsmithバトンで販売中であるのはTOP、KSC)は、調整しての販売ではないため、SBDは装着されないとのこと。
Gunsmithバトンで行われたスイッチ摩耗テスト動画では、SBD装着によるスイッチの火花の低減、セミオート2万発射撃後の、それぞれの回路でのスイッチの比較などが紹介されている。
『SBD・FET スイッチ摩耗比較テスト』
http://baton.gunsmithbaton.com/e588929.html

『Gunsmithバトン』
http://www.gunsmithbaton.com/

『BATON airsoft(amazon販売)』

『BATON airsoft プラス Yahooショッピング店』
http://store.shopping.yahoo.co.jp/batonairsoft/

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