負傷して動けない少年の救出に当たる勇敢なイラク人民兵
戦時映像投稿サイトに、自己の犠牲を顧みず、負傷して動けなくなった少年の救出に当たる、勇敢なイラク人男性の映像が投稿された。その後、映像はイラン国営メディア、アル・アラム (Al-Alam) ニュースネットワークに取り上げられ拡散されている。
少年の救出に当たった男性は、イラクの武装民兵組織「PMU (Popular Mobilization Forces/Units/Committee (PMF or PMC) ) 」のメンバーとみられている。PMU は、イラクが国家として後押しをする、シーア派を中心とした 40 から成る武装民兵グループのネットワーク。
映像は 6 月 19 日 (日) に、イラクの首都バグダッドから西、車で 1 時間ほどの距離にある都市ファルージャで、ダーイッシュ (Daesh, IS, Islamic State, ISIL, ISIS) との激しい銃撃戦が繰り広げられるている中で撮影されたものと考えられている。
家屋の門戸前で、負傷によりうずくまっている少年を発見した PMU のメンバー。すぐさま少年の元に駆け寄り、肩に担いで銃火の飛び交う道路を猛然とダッシュしている。
しかし、道路の中ほどに差し掛かったところで、ダーイッシュのスナイパーが放った 1 発の銃弾が男性の脚に被弾。男性と少年が道路の真ん中に取り残されてしまう。その様子をみていた別の PMU メンバーが戦車を投入。戦車を盾にして 2 人の救出に当たっている。
救出された 2 人について、その後の正確な安否は分かっていないが、アラビア語圏のニュースの中には「男性は殉教した」との一文も見受けられる。
家屋の門戸前で、負傷によりうずくまっている少年を発見した PMU のメンバー。すぐさま少年の元に駆け寄り、肩に担いで銃火の飛び交う道路を猛然とダッシュしている。
しかし、道路の中ほどに差し掛かったところで、ダーイッシュのスナイパーが放った 1 発の銃弾が男性の脚に被弾。男性と少年が道路の真ん中に取り残されてしまう。その様子をみていた別の PMU メンバーが戦車を投入。戦車を盾にして 2 人の救出に当たっている。
救出された 2 人について、その後の正確な安否は分かっていないが、アラビア語圏のニュースの中には「男性は殉教した」との一文も見受けられる。
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