法執行機関向け「グロック17M」の写真がリーク
先日、連邦捜査局FBIがグロック17を制式ハンドガンとして新たに採用したというニュースをお伝えしたが、一般警察にも同型の「グロック17M」が導入されはじめ、各地の警察官がその写真をネットで公開している。
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新しいグロック17Mは外部・内部ともに多くの変更が行われている。まず外見上の大きな変更点は3つ。フィンガーグルーブがなくなりストレートなグリップになったこと、右側にスライドリリースレバーが追加されたこと、マグウェルが少し末広がりの形状になっていることである。表面の仕上げも変更されているようだ。
リコイルスプリングアッセンブリーは少し延長されたものになっている。トリガーはG42/43に近いもので、少しスムーズになっている。
マガジンウェルの形状がよく分かる角度からの写真。開口部がかなり広げられ前部にはカットがある。
最も大きな変更点は従来のポリゴナルライフリングから、一般的によくみられる溝掘り式のライフリングになったことである。
変更の理由は不明であるが、ポリゴナルライフリングは法執行機関向けとしては不適なためではないかという説がある。一般の溝方式と違って線条痕が分かりにくく、銃撃戦後の現場検証でどの警官が発砲したのか判別しにくくなるためである。
実際、グロック社はマイアミ・デイド警察の求めに応じて改良型弾頭識別システム、通称「マイアミ・バレル」と呼ばれる特殊な銃身を2003年に納入したことがある。
2017年SHOTショーでは「第5世代」として、これら変更の一部が組み込まれたモデルが発表される可能性が高い。また「Military」モデルとして現在進行中のアメリカ陸軍制式ハンドガントライアルに提出されたモデルであることも考えられる。
Sources and Images: Info on the New GLOCK G17M - Soldier Systems Daily
Military Arms Channel Facebook Page Aug. 17 5:05
Breaking: Photo Of The New FBI Glock 17M Leaked - The Firearm Blog
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201608
リコイルスプリングアッセンブリーは少し延長されたものになっている。トリガーはG42/43に近いもので、少しスムーズになっている。
マガジンウェルの形状がよく分かる角度からの写真。開口部がかなり広げられ前部にはカットがある。
最も大きな変更点は従来のポリゴナルライフリングから、一般的によくみられる溝掘り式のライフリングになったことである。
変更の理由は不明であるが、ポリゴナルライフリングは法執行機関向けとしては不適なためではないかという説がある。一般の溝方式と違って線条痕が分かりにくく、銃撃戦後の現場検証でどの警官が発砲したのか判別しにくくなるためである。
実際、グロック社はマイアミ・デイド警察の求めに応じて改良型弾頭識別システム、通称「マイアミ・バレル」と呼ばれる特殊な銃身を2003年に納入したことがある。
2017年SHOTショーでは「第5世代」として、これら変更の一部が組み込まれたモデルが発表される可能性が高い。また「Military」モデルとして現在進行中のアメリカ陸軍制式ハンドガントライアルに提出されたモデルであることも考えられる。
Sources and Images: Info on the New GLOCK G17M - Soldier Systems Daily
Military Arms Channel Facebook Page Aug. 17 5:05
Breaking: Photo Of The New FBI Glock 17M Leaked - The Firearm Blog
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201608
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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