Photo By: Sgt. Brian Calhoun
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イラクでダーイッシュ (Daesh, IS, Islamic State, ISIS, ISIL) 司令官を狙った、謎の武装集団による戦果がまた報告された。ニーナワー県のローカルニュースサイト Al-Masalah が伝えている。

その後一報は、イラン初の民間通信社であるイラン学生通信 (ISNA: Iranian Students News Agency) の記事を、英訳セレクトニュースページであるイラン・フロント・ページ (IFP: Iran Front Page) が抄訳する格好で報じ、英語圏のニュースサイトに拡散している。

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舞台となったのはイラク北部の要衝「モースル」中心部。この地を買い物に訪れていた Abu Wathba 容疑者が、武装した集団の襲撃を受けて殺害されている。同容疑者は、年端もいかない子供たちを、邪悪なテロ活動へ勧誘することが役割だっとされる。

匿名を条件とした目撃者は「軍隊がやってきて以来、ここ数日次々とダーイッシュ司令官が謎の武装集団によって撃たれている」と語っている。

この種のニュースを好む英国のタブロイド紙は、「悪党を叩くために現れた覆面の処刑人が、次なるダーイッシュ幹部の殺害を狙い、モースルのストリートを人知れずうろついている」とも報じている。

また、気になるこの「謎の武装集団」については、「イラク政府に雇われた傭兵」とする声や「ダーイッシュによって身内を惨殺された者の仕返し」「米・英をはじめとする特殊部隊の仕業」といった憶測が飛び交っている。