カナダ国防省がコルト・カナダ社との間でリー・エンフィールドに替わる「C-19」ライフル×6,820 挺を契約
カナダのハルジット・サジャン (Harjit Singh Sajjan) 国防大臣は 2 日、北方警備に当たるカナディアン・レンジャーズ (Canadian Rangers) が使用する新たなライフルを取得する為、コルト・カナダ社との間で契約を交わしたことを発表した。A Canadian Ranger explains the differences between the current gun model, the Lee Enfield (top) and the new rifle (bottom) to the Minister Sajjan during the latter's visit to Operation NANOOK.
Photo: via Canadian Government official website
カナディアン・レンジャーズでは長年に渡って、古くは第一次大戦にまでその起源を遡ることができるリー・エンフィールド (Lee Enfield) 303 ライフルを使用してきたが、さすがに陳腐化が否めず、リプレイスを実施し近代化を図る。
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カナディアン・レンジャーズの指揮官曰く「設計の古いリー・エンフィールドは、1954 年にパーツの生産が終わっており、例えば身長の低いレンジャー隊員がいたとしても、それに合わせたパーツを組み込む際などで問題を抱えていた」とのこと。
新たに配備される 7.62 x 51 mm 弾を使用する「C-19」ライフルは、フィンランドの銃器メーカーであるサコー Tikka ライフルによってデザインされたもの。設計こそ他国であるが、カナダ オンタリオ州キッチナーの工場で製造される見込みで、これによって新たに 30 名の雇用を創出できると期待されている。
C-19 は、これまで使ってきたリー・エンフィールドと比べて、軽量でボルト操作が容易であり、なおかつ左利きの射手にも扱い易い設計となっている。
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対象は 6,820 挺となり、新たなライフルの調達に当たって 3,280 万カナダドル (=約 26 億円) の予算が投入される。2017 年初旬にも配備が始まり、2019 年度中での完納が見込まれている。
Photo: Prime Minister of Canada Stephen Harper
カナディアン・レンジャーズの指揮官曰く「設計の古いリー・エンフィールドは、1954 年にパーツの生産が終わっており、例えば身長の低いレンジャー隊員がいたとしても、それに合わせたパーツを組み込む際などで問題を抱えていた」とのこと。
新たに配備される 7.62 x 51 mm 弾を使用する「C-19」ライフルは、フィンランドの銃器メーカーであるサコー Tikka ライフルによってデザインされたもの。設計こそ他国であるが、カナダ オンタリオ州キッチナーの工場で製造される見込みで、これによって新たに 30 名の雇用を創出できると期待されている。
C-19 は、これまで使ってきたリー・エンフィールドと比べて、軽量でボルト操作が容易であり、なおかつ左利きの射手にも扱い易い設計となっている。
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