「兵士の制服は国産品を」オーストラリアで議員らが中国産を選択した国防省を非難
オーストラリア国防省が新調した制服 (service dress uniforms) の生産地を巡って、議員らが国防大臣に説明要求を突き付ける事態に発展している。
Photo: Australian DoD via ABC News
The darker brown khaki look was chosen in a nationwide survey of soldiers.
関連記事:
⇒ニューバランス、国産法「Berry Amendment」準拠の軍納入・新兵用スニーカー「950v2」試作品を披露
公共放送局 ABC ニュースがおこなった調査によると、昨年 4 月末にオーストラリア・ディフェンス・アパレル (ADA: Australian Defence Apparel) 社が公開競争入札の末に 900 万豪ドル (=約 6.9 億円) で受注。制服の生産については、海外に設立された下請け業者を含めて手配することが盛り込まれており、中国での生産がおこなわれていた。
国防省関係者曰く「料金的に最も価値があった為」としている。
一方、上院議員の中からは「経済と雇用の両側面で機会を喪失している」「表面的な費用としては例え高価であったとしても、国内生産の製品を選択すべきだ」「ましてや国防に従事する者たちが着用し名誉ある制服は、その象徴的存在であって、国産品でなければならいだろう」とする非難の声を上げている。
議員ら有志は、マライズ・ペイン (Marise Payne) 国防大臣への説明を要求している。
国防省関係者曰く「料金的に最も価値があった為」としている。
一方、上院議員の中からは「経済と雇用の両側面で機会を喪失している」「表面的な費用としては例え高価であったとしても、国内生産の製品を選択すべきだ」「ましてや国防に従事する者たちが着用し名誉ある制服は、その象徴的存在であって、国産品でなければならいだろう」とする非難の声を上げている。
議員ら有志は、マライズ・ペイン (Marise Payne) 国防大臣への説明を要求している。
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント