ミリブロ的「グアム射撃ツアー案内」Part 2 射撃ツアー基本編
さて、日本から射撃ツアーに行くにはグアムはぴったりの目的地である。ただし、ただ銃を撃ちに行くというだけでは勿体ない。射撃ツアーではどんなことができるのか、どういう楽しみかたがあるのか。今回は射撃ツアーでの典型的な1日をご紹介する。
グアムでアウトドアアクティビティを提供する業者の多くはホテルへの送迎を行ってくれる。しかし、鉄板などのターゲットやホルスターやチェストリグなどギアを大量に持ち込みたい人はレンタカーが便利である。今回は大量に鉄板などを持ち込んだため、このようにぎっしりの荷物となった。
ピックアップ場所からオフィスに向かう。射撃ツアー業者は射撃場とツアーオフィスが一緒になっているところと、別になっているがある。こちらのCQB Guamは後者だ。射撃場と提携してツアーを提供している。
オフィスでは借りる銃を選んだり、それに合わせて弾を買ったりする。弾薬は本土と比べて割高ではあるが、射撃場のレンタル代、インストラクター代、銃の整備維持費用……などをすべて含んでの価格であることを考えると、これくらいかな、という感じである。
CQBGuamは大量のレンタル銃器を用意している。銃が好きな人はレンジにつくまでにかなりの時間を費やすことになるだろう。
ここにない銃を撃ちたいとなるなら「MY-GUN MEMBERS」制度というものがある。自分の好きな銃を買って預けておける。またレンタル対象にした場合、レンタルフィーの利益をシェアすることもできる。「サージェンツハート」の三谷さんは今回購入した.338ラプアを使用するサヴェージM110や、ウベルティのオールドファッションなリボルバーを提供している。
レンジに向かう前に、ターゲットを仕入れたいなら巨大なホームセンターがいくつか存在する。食事はスーパーマーケットのデリやガソリンスタンドに併設されたコンビニエンスストアで調達するのが簡単だろう。
レンジについたら銃を並べていくが、触る前にまず講習がある。講習はテーブルから銃を手にとるところから丁寧におさえていく。銃口を人に向けない、必要な時までトリガーに指をかけないという大原則を確認していく。
購入した弾薬を弾倉につめていく。
さて、大荷物の主役は射撃のお供としては大変ポピュラーな鉄板だ。これに穴をあけるのは銃を使った遊びの中では最もシンプルでとっつきやすく、楽しいものだ。大口径のもの、小口径のもの、長いもの短いもの……レンジによっては.50BMGのバレットで撃つこともできる。
「サージェンツハート」さんは少し変わったものを持ち込んでいた。まずはこちらのお土産プレートである。名前を打刻した上で撃ち込めばよい記念品となる。
「サージェンツハート」さんは薬莢を加工したアクセサリーを販売している。「薬莢に埋もれて暮らしていたい」というほどのこだわりは、全部実物薬莢を使用したアクセサリーにも現れている。
いくら射撃を楽しんだからといっても、海外から空薬莢を持ち込むのは例えお土産としてでも無理だ。こうしたアクセサリーはよい旅の思い出になる。
もう一つはなんと「防弾仕様」のZippoライターである。見た目はごくごく普通のものだが、内部は秘密の構造になっているそう。材質が何種類かあり、耐弾性能が違う。こうしたテストも、スタッフが安全を確認できるなら自由だ。
日本でもエアソフトガンで空き缶やスチールプレートを撃って楽しむことはできる。しかし実銃でやると、同じプリンキングもまた違った感動があるものだ。次の回では移動したりしながら撃つ「アクションシューティング」について紹介する。
Photo & Text: Chaka (@dna_chaka)
オフィスでは借りる銃を選んだり、それに合わせて弾を買ったりする。弾薬は本土と比べて割高ではあるが、射撃場のレンタル代、インストラクター代、銃の整備維持費用……などをすべて含んでの価格であることを考えると、これくらいかな、という感じである。
CQBGuamは大量のレンタル銃器を用意している。銃が好きな人はレンジにつくまでにかなりの時間を費やすことになるだろう。
レンジに向かう前に、ターゲットを仕入れたいなら巨大なホームセンターがいくつか存在する。食事はスーパーマーケットのデリやガソリンスタンドに併設されたコンビニエンスストアで調達するのが簡単だろう。
レンジについたら銃を並べていくが、触る前にまず講習がある。講習はテーブルから銃を手にとるところから丁寧におさえていく。銃口を人に向けない、必要な時までトリガーに指をかけないという大原則を確認していく。
購入した弾薬を弾倉につめていく。
さて、大荷物の主役は射撃のお供としては大変ポピュラーな鉄板だ。これに穴をあけるのは銃を使った遊びの中では最もシンプルでとっつきやすく、楽しいものだ。大口径のもの、小口径のもの、長いもの短いもの……レンジによっては.50BMGのバレットで撃つこともできる。
「サージェンツハート」さんは少し変わったものを持ち込んでいた。まずはこちらのお土産プレートである。名前を打刻した上で撃ち込めばよい記念品となる。
「サージェンツハート」さんは薬莢を加工したアクセサリーを販売している。「薬莢に埋もれて暮らしていたい」というほどのこだわりは、全部実物薬莢を使用したアクセサリーにも現れている。
いくら射撃を楽しんだからといっても、海外から空薬莢を持ち込むのは例えお土産としてでも無理だ。こうしたアクセサリーはよい旅の思い出になる。
もう一つはなんと「防弾仕様」のZippoライターである。見た目はごくごく普通のものだが、内部は秘密の構造になっているそう。材質が何種類かあり、耐弾性能が違う。こうしたテストも、スタッフが安全を確認できるなら自由だ。
日本でもエアソフトガンで空き缶やスチールプレートを撃って楽しむことはできる。しかし実銃でやると、同じプリンキングもまた違った感動があるものだ。次の回では移動したりしながら撃つ「アクションシューティング」について紹介する。
撮影協力:CQB グアム、GOSR (Guam Outdoor Shooting Range)
Dress & Gun、サージェンツハート、ポイントドッグス
装備提供:AVANTE
Photo & Text: Chaka (@dna_chaka)
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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