英米の元特殊部隊員がボクシング対決。SAS v.s. SEAL チャリティーマッチが 11/12 に開催
英・米の特殊部隊を代表する英陸軍特殊部隊「SAS」V.S. 米海軍特殊部隊「SEALs」の元隊員らによる世紀のボクシング対決が、ロンドンの由緒正しきボクシング会場として知られるヨーク・ホールを舞台として、第一次世界大戦終結を記念した 11 月 11 日のリメンブランス・デー (Remembrance Day) 翌日に開催される。
Photo: via fella.
York Hall Leisure Centre
発案者で発起人の "ビッグ" フィル・カンピオン (‘Big’ Phil Campion) 氏 (47 歳) は、2000 年におこなわれたシエラレオネ人質救出作戦 (Operation Barras) に参加した経歴を持つ、元 SAS D 中隊のメンバー。
その他、SAS チームの参加メンバーは、元第 22 SAS 連隊 B 中隊のロブ・パックスマン (Rob Paxman) 氏 (48 歳) 、同 SAS 連隊 A 中隊のマット・チャールズ (Matt Charles) 氏 (45 歳) の名前が発表されている。
一方の米側は、ブランドン・ウェッブ (Brandon Webb) 氏 (39 歳) をはじめ、SEAL 経験者や海兵隊スナイパーなど、特殊部隊コミュニティーの仲間で編成されることが紹介されている。
ウェッブ氏は、海軍特殊作戦グループ 1 (NSWG1: Naval Special Warfare Group 1) の「スナイパー・セル (Sniper Cell) 」で訓練マネジャーを務めた人物。そこでは 3 ヶ月に渡る世界最高峰のスナイパー訓練がおこなわれ、晴れて当該コースを卒業して、エリートスナイパーとして羽ばたいた 300 名の中には、米軍最強スナイパーとして戦史にその名を刻んだクリス・カイル (Chris Kyle) 氏 も含まれている。現在は日本のタクティカルファンの間でも愛読者が増えている軍・特殊部隊関連情報サイト「ソフレップ (SOFREP) 」の編集長や、大手メディアでのコメンテイターを務めるなど活躍の場を広げている。
関連記事:
⇒元SEALチームのスナイパー教官が綴る書籍が海外で発売予定
いずれのメンバーも、現役を退いてかなりの年月を経過しているものの、丸太のように太い腕と、研ぎ澄まされた闘いの感性を持ち続けていることから、迫力あるファイトに期待が持てる。なお、今回のチーム対決は、マッチする階級毎に対戦が組まれる。
以前からボクシングを楽しみたいと思っていたカンピオン氏だったが、「元 SAS」という肩書き故に、対戦カードを組むのに苦慮していたという。そんな折、「 (SAS) 連隊の中から対戦者を探してみれば?」との声にヒントを得て、他国の特殊部隊コミュニティーに当たってみることを思いつき、共通の知人を通じてウェブ氏との対戦に漕ぎ着けている。
またカンピオン氏によると、「 (退役しているとは言えども) 素顔を公衆の面前に晒すことへリスクを感じる元特殊部隊員もおり、イベント開催を実現するには、中々に難しい側面もあった」とのこと。
なお、世紀の一戦で得た収益については、双方のチームで分配され、退役軍人の慈善団体に向けたチャリティーに供される。
用意された 1,200 席分のチケットは既に完売しているが、英タブロイド紙によると、この世紀の一戦を FaceBook を通じてストリーミングで配信する予定としている。
今回の企画に賛同したウェッブ氏は、「来年はニューヨークでこのようなイベントを開催したいね」と伝えている。
その他、SAS チームの参加メンバーは、元第 22 SAS 連隊 B 中隊のロブ・パックスマン (Rob Paxman) 氏 (48 歳) 、同 SAS 連隊 A 中隊のマット・チャールズ (Matt Charles) 氏 (45 歳) の名前が発表されている。
一方の米側は、ブランドン・ウェッブ (Brandon Webb) 氏 (39 歳) をはじめ、SEAL 経験者や海兵隊スナイパーなど、特殊部隊コミュニティーの仲間で編成されることが紹介されている。
ウェッブ氏は、海軍特殊作戦グループ 1 (NSWG1: Naval Special Warfare Group 1) の「スナイパー・セル (Sniper Cell) 」で訓練マネジャーを務めた人物。そこでは 3 ヶ月に渡る世界最高峰のスナイパー訓練がおこなわれ、晴れて当該コースを卒業して、エリートスナイパーとして羽ばたいた 300 名の中には、米軍最強スナイパーとして戦史にその名を刻んだクリス・カイル (Chris Kyle) 氏 も含まれている。現在は日本のタクティカルファンの間でも愛読者が増えている軍・特殊部隊関連情報サイト「ソフレップ (SOFREP) 」の編集長や、大手メディアでのコメンテイターを務めるなど活躍の場を広げている。
関連記事:
⇒元SEALチームのスナイパー教官が綴る書籍が海外で発売予定
いずれのメンバーも、現役を退いてかなりの年月を経過しているものの、丸太のように太い腕と、研ぎ澄まされた闘いの感性を持ち続けていることから、迫力あるファイトに期待が持てる。なお、今回のチーム対決は、マッチする階級毎に対戦が組まれる。
以前からボクシングを楽しみたいと思っていたカンピオン氏だったが、「元 SAS」という肩書き故に、対戦カードを組むのに苦慮していたという。そんな折、「 (SAS) 連隊の中から対戦者を探してみれば?」との声にヒントを得て、他国の特殊部隊コミュニティーに当たってみることを思いつき、共通の知人を通じてウェブ氏との対戦に漕ぎ着けている。
またカンピオン氏によると、「 (退役しているとは言えども) 素顔を公衆の面前に晒すことへリスクを感じる元特殊部隊員もおり、イベント開催を実現するには、中々に難しい側面もあった」とのこと。
なお、世紀の一戦で得た収益については、双方のチームで分配され、退役軍人の慈善団体に向けたチャリティーに供される。
用意された 1,200 席分のチケットは既に完売しているが、英タブロイド紙によると、この世紀の一戦を FaceBook を通じてストリーミングで配信する予定としている。
今回の企画に賛同したウェッブ氏は、「来年はニューヨークでこのようなイベントを開催したいね」と伝えている。
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント