氷の上でも滑らないビブラム社の新ソール「Arctic Grip」
氷の上ではつるつる滑ってしまい、安全に歩くのが難しい。しかしアウトドア向けの靴底で知られるビブラム(Vibram)社が新開発したソール「Arctic Grip」ならそれが可能になるかもしれない。
Image Courtesy of Merrell
「Arctic Grip」は凍結した路面でグリップ力を確保するために開発されたグリップ。シロクマの肉球をモデルにしたという細かい突起付きのラグ(凸部)が乾いた状態・ある程度溶けて濡れた状態、いずれの氷の上でも摩擦力を得ることを可能にしている。また中央部のラグは感温変色型の特殊素材が埋め込まれ、周囲が氷点下になると青く変色し、凍結の危険性を知らせる機能をもつ。
Capra Glacial Ice - Behind The Shoes2016年モデルではメレル、スペリー、ハッシュパピーなど5社のアウトドアシューズに搭載される予定。こちらの動画はメレル社のCapra Glacial Iceのプロモーション動画だが、凍った斜面を登る実験では「Arctic Grip」の高いグリップ性能を実感することができる。ミリフォトでは定番の「MOAB」ラインにも「Arctic Grip」を採用したモデルが登場するようだ。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201611
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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