米国立海兵隊博物館、対テロ戦争 (GWOT) 中の MARSOC にスポットを当てた装備展示を準備中
バージニア州トライアングルの国立海兵隊博物館 (National Museum of the Marine Corps) が、特殊部隊 MARSOC (Marine Corps Forces Special Operations Command) の装備展示に向けた準備を進めている。
Photo: National Museum of the Marine Corps
2001 年 9 月 11 日に発生した、米国同時多発テロ事件を引き金とする「対テロ戦争 (GWOT: Global War on Terrorism) 」中の、MARSOC の取り組みにスポットを当てたディスプレイを構築しているとのこと。監修はもちろん、MARSOC が緊密な協力関係の下で進めている。
昨日公開された 4 つの写真は、いずれも珍しいアイテムではないが、それぞれ以下のコメントが付けられている。
昨日公開された 4 つの写真は、いずれも珍しいアイテムではないが、それぞれ以下のコメントが付けられている。
Photo: National Museum of the Marine Corps
・FAST バリスティック・ヘルメット
公式には 2014 年頃から配備されている。
極めて軽量であり、夜間暗視装置やヘッドセット、IR/IFF 識別など多くのアイテムの取り付けが可能。
・モジュラー式ボディーアーマーベスト (MABV: Modular Body Armor Vest)
従来の標準製品よりも軽量に造り上げられたプレートキャリア。MARSOC では 2006 年頃から使用している。
・コンバットユニフォーム
MARSOC で使っているコンバットユニフォームは、耐火性を備えたもので、膝と肘にそれぞれ保護用のカバーを取り付けることができる。
NATO 制式採用のウッドランド迷彩を使うことで、MARSOC 隊員が戦術指南などの任務で派遣された際に、違和感ないような配慮となっている。
・コンバットナイフ
ベンチメイド (Benchmade) 製ニムラバス (Nimravus) ナイフは付属のシースと共にモールシステムへの取り付けが可能。極めて軽量且つ耐久性があり、戦闘時とサバイバル目的での利用に役立てられている。
ディプレイは、2018 年におこなわれる最終フェーズギャラリーの一環として公開が予定されている。
Photo: National Museum of the Marine Corps
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