フランスが軍用拳銃『Glock17』×74,596挺を発注

ミリタリーブログサポートチーム

2020年01月07日 20:50

フランス国防調達局 (DGA: Direction Générale de l’Armement) は6日、軍用ピストルにオーストリア・グロック社製9mmセミオートマチック・ピストル(PSA: pistolets semi-automatiques)『Glock17』×74,596挺の発注を公表した。
「PA MAC 50(シャテルロー造兵廠)」および「PAMAS G1(サンテティエンヌ造兵廠)」からのリプレイスを図るもので、夜間照準システム×15,000セット、消音装置×7,000キット、弾薬×5,100万発の供給を含め、契約金額は4,400万ユーロ(約53.3億円)。
なおグロックは、弾薬についてチェコの「Sellier & Bellot」社と、また訓練キットについて米国の「UTM」社との提携を図っている。

納品先の配分は、陸軍80%、海軍8%、空軍10%。
第一陣は2019年末に始まっており、2022年までに74,000挺以上のデリバリーがおこなわれる予定。

Source: Le ministère des Armées renouvelle les pistolets semi-automatiques pour les forces françaises
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