「リーサル・ウェポン」シリーズ第5弾の映画製作が進行中。監督・主演オリジナル布陣で臨む
© 1989 Warner Bros. Pictures
ふたりの刑事を主人公とした人気アクション映画、「リーサル・ウェポン」シリーズの5作目が、映画化に向けて現在企画進行中であると、1月26日の米Sundance TVで放送された米エンタメ系情報サイト:THR(The Hollywood Reporter)の特別番組:Producers Roundtableに出演した映画プロデューサー:ダン・リンによって明かされた。Producers Roundtableは、監督、俳優、女優、プロデューサー、脚本家、映画監督などをゲストに迎えて、昨今の映画・TV業界について円卓で議論する全7回からなる特別番組である。
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ダン・リンによると、5作目の監督は同シリーズを1作目から手掛けるリチャード・ドナー(Richard Donner)、主演はリッグス刑事役のメル・ギブソン(Mel Gibson)とマータフ刑事役のダニー・グローヴァー(Danny Glover)、というオリジナルの布陣で臨むようだ。「我々はシリーズの最終作に作ろうとしている。主演ふたりの準備は整っているが、あとは脚本の出来にかかっている。」とのこと。
2020年4月にクリント・イーストウッド監督より1ヵ月早く90歳を迎えるドナー監督は、2006年公開の映画「16ブロック」から監督業を離れていたため、5作目の製作が順調に進めば久しぶりにメガフォンをとることになる。
これまでに幾度も次回作の噂話が出てきたが、同シリーズのプロデューサーが製作について明言したのは初めてである。但し、公開の予定時期や他の出演者などには触れておらず、脚本が完成し製作が本格化するのはもう少し先になりそうだ。
前作「リーサル・ウェポン4」の公開から20年以上経過しており、現在64歳のメル・ギブソンと73歳のダニー・グローヴァーのアクションシーンがどう描かれるのか気になるところだ。
Source:
Watch Hollywood Reporter's Full Producer Roundtable With Charlize Theron, Emma Tillinger Koskoff
Text: 弓削島一樹 - FM202001
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