アメリカ陸軍 M4カービンのアップデート計画に約5億円の予算を想定

ミリタリーブログサポートチーム

2020年03月31日 21:49


Photo from U.S. Army for illustration purpose only


最近大きく進んだ6.8mm口径の次世代分隊火器(NGSW)計画だが、その配備まで用いられるM4カービンのアップデートに関しての予算について、国防総省が公開した2021年予算概算で明らかになった。

陸軍は接近戦能力を維持向上させるためとして、約482万ドル(約5億2千万円)を現代化改修の予算として計上している。予算にはACOGなどの光学照準器、EPM弾倉(ポリマー弾倉)、サイレンサーといったアクセサリの購入や、本体への塗装、フルオートトリガーや銃身などを含むM4A1への改修費用などを含んでいる。
特殊部隊向けにはガイズリー社のハンドガードを中心としたURG-Iキットが既に配備されているが、M4は元を辿れば60年代のM16自動小銃がルーツであり抜本的な性能向上には限界が見えてきている。

Source: Department of Defense Fiscal Year (FY) 2021 Budget Estimates

Text: Chaka (@dna_chaka)
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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