HK社、リビアへの武器供与を改めて公式に否定

ミリタリーブログサポートチーム

2011年09月05日 12:21

H&K社 (Heckler & Koch GmbH) は、31日付のリリースで、同社の自動小銃 "G36" が リビア で使われていた件について、改めて声明を発表した。
同社の公式発表によると、「リビアに正規のルートで G36 を輸出したことはなく、現在 リビア で使われている G36 は違法なルートで入手したものである」 とし、一切関知し得ない中で 同社の自動小銃が出回っているとしている。

この問題については、ここ ミリブロNews でも 4月7日 の記事、「HK社、リビア・カダフィ大佐 二男へのG36武器供与を否定」においてご紹介しており、 カダフィ大佐 (Muammar Gaddafi/Qaddafi) 二男の "Saif al-Islam Gaddafi" (サイフ・アル・イスラム・アル・カダフィ) とみられる人物が、傭兵を含むカダフィ派支持者とともに軍事集会をおこなっている中で、HK社の主力自動小銃である G36 を手にする姿が映し出されていた。

Heckler & Koch: weapon of choice for Gaddafi’s son

Heckler & Koch 2011/8/31

過去の「H&K社 リビア・カダフィ 武器提供」関連記事:
HK社、リビア・カダフィ大佐 二男へのG36武器供与を否定
HK、社債を発行=事業再編と債務返済のため

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