BAEシステムズ、米陸軍向けM777を受注
BAE Systems は米陸軍 IBCT (Infantry Brigade Combat Team) 向け M777 155mm 榴弾砲 70門 を受注したと発表した。受注額は 1億3,400万ドル (約 102億円) 。今回の受注により、米軍向け M777 の製造は、2013年10月まで続くとし、累計で 1,071門 に達するとしている。
M777 はチタンとアルミ合金の使用を普及させた世界で最初の画期的な榴弾砲。2002年12月に米軍より 94門の初期契約を受注。それまで米軍で使われていた同クラスの M198 155mm 榴弾砲 と比較して、およそ半分の 4,200kgと、軽量なのが最大の特徴とされ、航空機などによる輸送に強みを活かしている。
なお、今回の受注に先立ち BAEシステムズでは、今年 7月に改良型 PCCM (Power Conditioning Control Module) の設計・開発・製造を 2,100万ドル (約 16億円) で受注している。
BAE Systems 2011/10/3
U.S. Army 2011/05/20
PEO Land Systems Marine Corps programs
⇒
Artillery regiments receive new M777 gun ( from Canadian Army )
関連記事