Navistar Defense、軽戦闘車輌SARATOGA

Navistar Defense は、10月10日～12日に、米国・首都ワシントンで開催されている AUSA (Association of the U.S. Army) の年次総会で、 LTV (Light Tactical Vehicle) の "SARATOGA" を展示。Defense Update では、11日、SARATOGA のプモーション・ムービーを公開した。

⇒Navistar Introduces the Saratoga Light Tactical Vehicle
米海軍の航空母艦ネームとしてもお馴染みの "サラトガ" だが、今回のトピックスは車両に関するもの。
Navistar Defense では、SARATOGA は "HMMWV MECV" と "JTLV" との間 (はざま) を埋めることを狙った計画としており、主な運用先として想定される、米陸軍では、議会より中止勧告を受けた JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) の代替として、HMMWV (High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle) を HMMWV MECV (HMMWV Modernized Expanded Capacity Vehicle) にアップグレード改修する動きが進められていた。

IEDを始め、新たな脅威から乗員を保護し、その生存性を高める一方で、多様化する任務でも対応できるよう、多くの改良が成されているとしている。 (Photo: Navistar Defense)

SARATOGA の開発については1年以上に渡って進められており、現在までに 25,000マイル (＝40,000km) 以上の広範囲におけるテスト走行を実施済としている。なお現在、メーカーサイトでは SARATOGA の基本的なスペックが公開されており、それによると、SARATOGA の全長は 5.72mで、最大積載量 約3t を含めた 車輌総重量 は 約10t となっている。

Navistar Defense
ausa.org
DefenseNews 2011/9/29
DID 2011/9/30

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