地球の裏側を1時間以内に攻撃可能とするAHWの試験が成功

ミリタリーブログサポートチーム

2011年11月18日 10:40

EST (Eastern Standard Time:東部標準時) 17日 午前6時半、ハワイ・カウアイ島のミサイル発射施設から、マーシャル諸島のクワゼリン島にある ロナルド・レーガン ミサイル実験場 に向けてラウンチされた AHW (Advanced Hypersonic Weapon) の試験が成功裏に実施されたとして、WIRED.com が報じた。
Photo from WIRED (Left), Defense Tech (Right)
"AHW" は、米陸軍 SMDC/ARSTRAT (Space and Missile Defense Command / Army Forces Strategic Command) が、地球上のあらゆる場所へ、1時間以内での攻撃を可能にするコンセプトで開発中の極超音速兵器。音速の8倍で飛翔することを想定し、設計されているという。

DoD 2011/11/17 via WIRED, Defense Tech

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