米ロッキード社、初の海外向けF-35をロールアウト

ミリタリーブログサポートチーム

2011年11月24日 10:42

Lockheed Martin は、海外向けとしては初となる、英国向け F-35 の組み立て完了を発表。
11月20日(日) に工場でのロールアウトを終えた。
Photo: Lockheed Martin via Flickr
Lockheed Martin の工場でロールアウトされた英国向け STOVL 仕様の "BK-1"
英国・国防省は "STOVL" (Short TakeOff/Vertical Landing) タイプの F-35 を要求。そのテスト機として知られる "BK-1" では、今後数ヶ月のうちに、地上での試験と飛行試験を実施し、2012年でのデリバリーを目指すとしている。
Photo: "BK-1" from Official RAF (Royal Air Force)
統合打撃戦闘機 (JSF:Joint Strike Fighter) で知られる F-35 Lightning II は、米国 ロッキード・マーティンが中心となり、英国、イタリア、オランダ、トルコ、カナダ、オーストラリア、デンマークと ノルウェー の9ヶ国のパートナー国で構成されて進められている。2010年10月には、イスラエル が空軍の 次世代戦闘機 として F-35A を選定し、米国政府の対外有償軍事プロセスを介して F-35 を調達する予定となっている。また、日本と韓国でも現在、F-35 の調達が検討されている。

Lockheed Martin 2011/11/11
Space War 2011/11/24

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