豪陸軍、新型装甲車輌調達計画にHawkeiを選択

ミリタリーブログサポートチーム

2011年12月14日 19:23

オーストラリア軍が、陸軍の Land Rover を代替する新型装甲車輌調達計画 "Project Land 121 Phase 4" に向けて開発が進められていた軽装甲車輌 "Hawkei" の採用を決めたとして、Defense Update 14日付けの記事が報じた。

Hawkei は、Thales Australia がデザイン開発を担当し、用途に応じて 4つのバリエーションで展開される。同社が過去に手掛けたBushmaster と同等の防禦力に加えて、4枚のドアによるアクセスの容易さや、戦地で容易に追加できる装甲防禦、仕様変更への対応力、空輸性、ライフサイクルコストの安さ、充実したカスタマー サービス、といった様々な長所をアピールしてきた。

なお、名称の "Hawkei" は、オーストラリア固有のコブラ科デスアダー "Death Adder" 属に分類される猛毒ヘビから由来している。Hawkei の開発に当たっては、Thales の他に、Plasan, Boeing, PAC Group といった企業が参加している。
Hawkei Special Site

Defense Update 2011/12/14
Photo from Thales Australia


Hawkei: el vehículo 4X4 blindado ligero de última generación. Thales España

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