ロシアIzhmash、最新のカラシニコフライフルAK-12発表

ミリタリーブログサポートチーム

2012年01月30日 19:20

ロシア銃器製造メーカー Izhmash は、今までロシアに無かった人間工学的設計で、更に戦術的に柔軟な運用を可能にする新しいカラシニコフライフル "AK-12" のプロトタイプを発表した。

AK-12アサルトライフルは、従来型のAK (AKM / AK-74) と比べて、機構的に 20箇所にも及ぶ改良が施され、使用カートリッジは最小 5.45 x 39 mm (従来のAK-74用) から 7.62 x 51 mm (NATO弾) まで、様々な口径をカバーする事が可能としている。ライフルの状態試験は 2012年末にも開始されると目されている。

Izhmash によると、AK-12 は、左右どちらの手でもコントロールしやすいデザインに加え、NATO標準レイル規格でフラッシュライトやグレネードランチャー、グリップなどが装着可能とし、セミ・フルオートと、3バースト機構をも搭載するという。従来のカラシニコフシステムの優れた部分を継承しつつ、現代の戦闘に対応するべく改良されており、シンプルで信頼性がありさらに低コストを実現するとしている。

RIA Novosti 2012/01/26

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