ロシア新世代アサルトライフル AK-12 を公開
ロシア国営 Russia Today によると、カラシニコフライフルの象徴であった AK-47 を刷新する最新の AK-12 がベールを脱いだ。
AK-12では信頼性と射撃性能を兼ね揃え、AK-47から引き継いだ従来のレイアウトを採りながらも、機構的に 20箇所にも及ぶ改良が施され、使用カートリッジは最小 5.45 x 39 mm (従来のAK-74用) から 7.62 x 51 mm (NATO弾) まで、様々な口径をカバー。左右どちらの手でもコントロールしやすく、またエルゴノミック (人間工学) デザインが施されていることに加え、NATO標準レイル規格でフラッシュライトやグレネードランチャー、グリップなどが装着可能。刷新された発想の元で開発がおこなわれている。
開発メーカー Izhmash CEO の Maksim Kuzyuk氏 によれば、「AK-12 は信頼性の高さで定評のある AK-74 と同レベルで作動する」と明言。加えてセミ・フルオートと、3バースト機構をも搭載するなどの大きな特徴を持っているとして自信を滲ませている。
ロシアでは、AK-12 を使った極限条件の下で実射テストを繰り返しおこない、遅くとも 2012年末 までの完成を目指すとしている。ロシア国防相関係者によれば、銃器としての正式認定後、AK-12 は既に警察特殊部隊でテストされることが決定している、とのこと。
Russia Today では、上記映像の他にも、AK-12 の細部が写った数ショットの興味深い写真が掲載されている。
Russia Today 2012/02/14
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