アフリカで民間警備会社が増大、ICoCの適用を推進
民間警備会社がアフリカ全土で広がりをみせている。その数、実に 4,500社以上 がアフリカで活動し、50万人以上 の警備要員を抱えているとみられている。大半は小規模な企業と報告される一方で、最大手として南アフリカの "Anti Crime Force Training Academy and Guard Division" の名が挙げられている。
こうした状況を背景に、南アフリカに拠点を構えるアフリカ安全保障の研究機関 ISS (Institute for Security Studies) では、多くのアフリカ諸国において、民間警備会社向け ICoC (International Code of Conduct:国際行動規範) の適用を検討している、と報じた。この行動規範は、国連人権会議が発足させた作業部会の手で、ドラフト (草案) をまとめている段階で、2012/3/16 までの予定でコメントを受け付けている。
ドラフトの評判は上々の様子で、現在までに 51ヶ国 に渡る 307社 の民間警備会社が署名を終えている、としている。
Terror Wars 2012/02/24
Institute for Security Studies
Photo:
Getty Images via The Telegraph
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