米陸軍、体当たりUAV「Switchblade」に追加契約

ミリタリーブログサポートチーム

2012年05月24日 14:35

AeroVironment Inc. は米陸軍 PEO MS (Program Executive Office Missiles and Space) 麾下の CCWS (Close Combat Weapons Systems) 部門から、昨年 9月 に受注していた Switchblade Agile Munition System およびその関連するエンジニアリング サービス業務、総額 490万ドル に追加で 510万ドル の契約をおこなったことを発表。総額で 1,000万ドル の案件になる、としている。

"Switchblade" は米陸軍が構想する UAV (Unmanned Aerial Vehicle : 無人航空機) の一種で、兵士が携行する筒型の発射体から射出され、地上のオペレーターの操作により上空を遊弋 (ゆうよく) し、敵を発見するとその地へ体当たりで攻撃をおこなうというもの。

Switchblade の弾頭部分は ATK (Alliant Techsystems Inc.) が担当しており、同社では「兵士の安全を確保した遠隔地から、迅速で精確且つ決定的な攻撃を加えることができる」としている。

AeroVironment 2012/05/23 via Unmanned.co.uk
AeroVironment 2011/09/01
DefenseNews 2011/10/17
Photo : Switchblade, from AeroVironment official datasheet.


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