GDATP、338ノルママグナムの次世代 軽量中機関銃を発表

ミリタリーブログサポートチーム

2012年05月29日 16:27

GDATP (General Dynamics Armament and Technical Products) は Joint Armaments Conference (Seattle, WA) で、米軍次期重機関銃 XM806 の内部機構をベースに M240/FN MAG に似た外観の ".338 ノルマ・マグナム" を使用する新型の 機関銃・LWMMG (Lightweight Medium Machine Gun) を発表。

「中機関銃」に分類される機関銃は過去に事例が少なく、旧日本軍の一部で確認された程度とも言われている。使用カートリッジ については .338口径で有名なフィンランド ラプア社の「338ラプアマグナム」が 8.58(8.6) x 71mm に対し、スウェーデン Norma社 の .338ノルママグナム は、8.58(8.6) x 70mm で互換性は無い。

低コストで、かつ、小規模部隊にとって最大の有用性を発揮する製品として 1 年がかりで開発を進めてきたもので、12.7mm 機関銃並みの射程距離と威力、7.62mm 機関銃並みの重量とサイズを両立させることでギャップフィラーとする、と説明。

発射速度は 500round/min、最大射程は 5,642m。QCB (Quick-Change Barrel) 機能も備える。降車歩兵や車両だけでなく、ヘリコプターや小艇への搭載も可能。

GDATP 2012/05/15
Gear Scout by Military Times 2012/05/15

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