ロッキード、翼果型モノコプター「SAMARAI」映像を更新

ミリタリーブログサポートチーム

2012年06月14日 10:38



Lockheed Martin は、植物の種子にインスパイアしたモノコプター型の UAV の映像を更新した。2011年 8月 の AUVSI (Association for Unmanned Vehicle Systems International) でもお披露目されているこの UAV (Unmanned Air Vehicle : 無人飛行体) "Samarai Flyer" は、カエデ科植物の種子 (samara : 翼果) が落下する際の物理運動をヒントに考えられたもの。垂直離着陸やホバリングが可能で、動画の撮影・伝送機能を備えており、バックパックに入れて持ち運びすることができる。

Lockheed Martin の SAMARAI に先駆けては、メリーランド大学のジェームズ・クラーク工学科 (University of Maryland's Clark School of Engineering) の学生が 2009年 に翼果型の優れた超小型飛行ロボットを開発。当時 世界初のコントロール可能な翼果型モノコプターとしてテレビなどでも大々的に取り上げられていた。

Lockheed Martin 2011/8/16, 2012/06/13
gizmag 2011/08/19
Photo : Maple Seed Wing. Credit: photoholic1 / Flickr

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