2012年07月04日 16:50
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー (『ミッション:インポッシブル』 『宇宙戦争』 『ラスト・サムライ』)
監督・脚本:クリストファー・マッカリー (『誘拐犯』監督、『ユージュアル・サスペクツ』 『ワルキューレ』 脚本)
主演・製作:トム・クルーズ (『M:I』シリーズ、『ラスト・サムライ』 『宇宙戦争』 『ナイト&デイ』 『コラテラル』)、ロザムンド・パイク『007/ダイ・アナザー・デイ』、 ロバート・デュバル 『ディープ・インパクト』、ヴェルナー・ヘルツォーク 『フィツカラルド』監督 他
トム・クルーズ主演の映画「アウトロー」は、
2013年2月 丸の内ピカデリー他、全国ロードショー決定
殺人の疑いをかけられたジャック・リーチャーが警察から逃れる途中でクラッシュさせたばかりの1970年型シボレー・シェベルSS。激しいカーチェイスの前は新車同然だった車両である。このショットでは一時的に追っての目を逃れたリーチャーが、シボレーを飛び下り、気づかれずに脱出。車はそのまま走り続け、ピッツバーグ6番街の街を次第にスピードを上げていくシーン。リーチャーの人並み外れた洞察力と判断力、常人離れした身体能力をもってなせる技である。
監督のクリストファー・マッカリーは、「リーチャーは非常に現実的な思考の持ち主。孤独な一匹狼ではあるが正義感が強く、真実に辿り着き、事件を解決するまでは、間違った捜査を見過ごすことができない。強いて言えばそれが彼の唯一の弱点にもなりえる。」と語る。
一見すると危険で屈強なアウトローでもあるヒーロー、ジャック・リーチャーだが原作者のリー・チャイルドの小説に描かれたリーチャーは体格的にトム・クルーズとは相反する点が一部の小説ファンの反感を買った。しかし今年4月にアメリカ・ラスベガスで開催されたCinema Conにて本作のフッテージの上映された際、トム・クルーズはこの問題に正面をきって対処し、結果ファンたちの賛同を勝ち得ることに成功した。
トム・クルーズは「小説の読者にとって、僕が確かにジャック・リーチャーのように6フィート5インチ(約195cm)ではない。だが原作者のリー・チャイルドは、スクリーンの中で猛スピードで車を走らせ、悪党を次々とやっつけるのに僕がピッタリだったと感じてくれた。」と語った。トム・クルーズは小説の体格とは違うが、ジャック・リーチャーのキャラクターを自分のものにしている。
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