世界最初の原子力ミサイル巡洋艦が金属スクラップとして競売

ミリタリーブログサポートチーム

2012年07月13日 12:31

1961年 に就役した世界初の原子力水上戦闘艦 USS Long Beach (CGN 9) が「鉄くず」としてオークションに掛けられた。

USS Long Beach は、ベトナム戦争、湾岸戦争を経て 1995年 に退役、搭載された 2基 の原子炉は同年に停止。その後、ワシントンの海軍工廠・Puget Sound Naval Shipyard (Bremerton, WA) で廃棄のため 17年 保管された。

Reuters の報道によると、Long Beach は 10,000トン の鉄に 450トン のアルミ、300マイル (480km) の電気ケーブルが使われており、金属スクラップとして Government Liquidation 経由でオークションにかけられた。木曜 17:00 終了で設定されたオークションは、最低入札価格が 150ドル とされた。

UK Reuters 2012/07/11
Voice of Russia 2012/07/11
Government Liquidation 2012/6/20
Photo : USS Long Beach (CGN 9) firing her missiles. Oct. 1961, from U.S. Navy official web gallery.

関連記事