「アフガン、たった一人の生還」映画化、俳優陣の起用が続々と

ミリタリーブログサポートチーム

2012年08月27日 11:24

海外の映画情報サイトによると、タリバン兵 100名 以上と銃撃戦になり、奇跡の生還を果たした米海軍特殊部隊 SEAL 隊員 Marcus Luttrell (マーカス・ラトレル) 氏の著書「アフガン、たった一人の生還」(原題 : Lone Survivor) の映画化に当たって、作戦に参加していた SEALs 隊員 Shane Patton 役に、カナダ人の俳優 Alexander Ludwig 氏の起用を報じた。

映画の元になった書籍「アフガン、たった一人の生還」は、2005年 に Navy SEALs がアフガニスタンで参加した "Operation Red Wing" の内容を描いたノンフィクションで、作戦行動中に出会った「山羊飼い」を解放した事から、大勢のタリバン兵の攻撃を受け、負傷しつつもたった 1人 だけでの生還を果たした SEAL 隊員の活躍を描いている。救出に向かった SEAL 隊員にも死者が続出し、Operation Red Wing は当時「Navy SEAL 創設以来で最悪の出来事」とも言われた。

監督には、映画 "Battleship" (バトルシップ) の Peter Berg (ピーター・バーグ) が指揮を執る。キャストは、主役で原作の著者・マーカス役に Mark Wahlberg (マーク・ウォールバーグ) が扮し、若手・ベテラン俳優陣は Ben Foster (ベン・フォスター), Taylor Kitsch (テイラー・キッチュ), Emile Hirsch (エミール・ハーシュ) などが出演。その他に、映画 "Black Hawk Down" (ブラックホークダウン) でデルタ隊員を演じた Eric Bana (エリック・バナ) の出演も決まっている。

映画 Lone Survivor は 9月25日 からニュー・メキシコで撮影開始。Universal Pictures からの配給が予定されている。

Deadline New York 2012/08/23
Photo from U.S. Navy
Text by OCEAN
Image is for illustration purposes only.

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