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韓国 KAI、長距離を精密に攻撃する自爆型UAVを開発
ミリタリーブログサポートチーム
2012年10月01日 14:27
韓国航空宇宙産業 KAI (Korea Aerospace Industries Ltd.) は、新たに長距離誘導の精密攻撃兵器 "Devil Killer" を開発。Devil Killer は「自爆型の UAV (Unmanned Aerial Vehicle : 無人航空機)」で、映像カメラや最先端ナビゲーション、高性能爆薬を搭載、上空を遊弋 (ゆうよく) し、ターゲットを捕捉後に自ら突っ込む攻撃がおこなえる。重量 25kg、全長 1.5m、全幅 1.3m。電気モーター駆動で飛行し、最高速度は 350-400km/h。
朝鮮中央日報によると「北朝鮮長射程砲を打撃する武器」として紹介している。
爆薬の搭載能力 (payload) と持久性能、攻撃範囲の具体的な数値はそれぞれ機密とのこと。ターゲット捕捉時の攻撃は、手動/自動の切り替えが可能で、ターゲットが特定されない場合は、回収して再利用できる。
KAI では、韓国国防省への売り込みの他に、海外市場も視野に入れている。
Flightglobal 2012/09/28
Unmanned 2012/09/28
Korea JoongAng Daily 2012/09/14
Devil Killer mock missile with a visible-powered fan and a camera in the nose of the fuselage / Photo: KAI via Altair Agencja Lotnicza
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