米特殊部隊、9.11当初から倍増近い7.2万名体制に増強
Leon E. Panetta 米国防長官は 20日、安全保障での取り組みと今後の課題をテーマにワシントン市内で講演を行った。講演の中で長官は、Al-Qaeda とその関係を持つテロ組織のグローバルな広がりを「癌の転移」として表現。これらテロ組織との戦いの場は、従来定めた戦場とは異なる地域で拡大しておこなわれる、として 特殊作戦部隊の活用に言及。具体例として Yemen と Somalia などの名を挙げ、Osama bin Laden 容疑者殺害後もアフリカ各地に拡散する Al-Qaeda 系のテロ組織に対抗する為、特殊部隊の戦力増強を語った。
9.11 当初 37,000名 であった特殊部隊は現在までに 64,000名 の規模となっており、今後 2017年 までには 72,000名 へ増強する、としている。
American Forces Press Service (DoD) 2012/11/20
Photo : USASOC
Image is for illustration purposes only. Text and photo are not directly related.
関連記事