米国防長官、F-35初の国外配備先は2017年の岩国基地に
Leon E. Panetta 米国防長官は 18日、ワシントン市内で開かれた National Press Club の席で、ペンタゴンが兵力の縮小と財政倹約を進める中で、ポスト・アフガニスタンの世界における米軍の積極的役割とその未来ビジョンを示した。同盟国を通じておこなう米軍のグローバルな通常ローテーション活動は続けるとし、中東での不安定要素については、FMS (Foreign Military Sales : 対外有償軍事援助) や湾岸諸国における協力国との緊密な連携で対処。また海軍での活動は、2020年 までに太平洋と大西洋を 6:4 の構成にするため取り組んでいるとしている。とりわけ日本については、F-22 や MV-22 Osprey のディプロイメントを含む一方で、2017年 には F-35 JSF (Joint Strike Fighter : 統合打撃戦闘機) 初の海外展開となる、山口県の米軍岩国基地への配備方針にも言及している。
Department of Defense 2012/12/18
Stars and Stripes 2012/12/18
U.S. Air Force photo/Chrissy Cuttita
Image is for illustration purposes only. Text and photo are not directly related.
関連記事