アフガン陸軍、女性を特殊部隊兵士として訓練中
アフガニスタン陸軍は、女性に対する超保守的な社会体制を切り崩し、女性の特殊部隊兵士を反政府勢力の夜襲 (Night Raids) に参加させるため訓練中。また多国籍軍が去った後の重要な役割を果たすとしても期待されている。
"Night Raids" については、「タリバン討伐に効果的で、作戦上の価値があり、必要不可欠だ」とする米国側と、「夜中に外国部隊が一般家庭へ立ち入りすることを快く思わない」とする Karzai アフガン大統領側と長らくの対立問題となっていた。一般家庭に対するプライバシーと、住民や文化に対する冒涜が叫ばれる中で問題となっているのが、男性兵士によるアフガン女性への調査で、これは特に「タブー」とされている。襲撃任務は、現在米軍とアフガン軍の共同で実施。とりわけアフガン女性による「特殊部隊」は、女性ならではのアプローチとして重要な役割を果たしているとのこと。彼女らの役割は、現地女性や子供らを保護し、女性の衣服を身に纏った武装勢力、自爆テロリストらを発見し、未然に防ぐことにある。
AP via Washington Post 2013/02/15
関連記事