露 Izhmash の新開発システムにブルパップ方式が採用か

ミリタリーブログサポートチーム

2013年04月05日 11:08

ロシア Izhmash (イズマッシュ) で小火器の開発が本格的に開始する。2020 年を期限に設定されているロシアの再装備計画に基づいたもので、新たに開発される小火器は、ロシアの法執行機関に供給予定。ピストル、グレネード、ライフル、マシンガンが既に着手済みとし、これらは基本的にモジュール型のウェポンシステムとなる。将来的には生産と近代化を簡素化するとのこと。また、これら新開発の小火器については、Bull-pup が企画されているとのことで、その構造上の特徴を活かして都市型の対テロ戦での活用に期待している模様。Bull-pup スタイルは、グリップより後方に機関部とマガジンが配置されることで、銃身の長さを確保することができる。そのため、コンパクトながらもリコイルを抑え、精度の高い射撃を実現できるとして、多くのメーカーで生産され、各国で採用されている。この他、弾薬についても言及しており、新たな弾薬では命中精度と破壊力の向上が企図されるとのこと。

Voice of Russia 2013/04/03
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