ベンツ「Mクラス」に装甲バージョンが新設定

ミリタリーブログサポートチーム

2013年04月08日 13:43

Mercedes-Benz は "M-Guard SUV" なる、同社 M-Class の装甲車輌ラインを新設定する。M-Guard SUV では、Polycarbonate (PC : ポリカーボネート) 製の窓などを装備し、オプションの床下補強によって手榴弾の爆発にも耐えることができる。これら防禦性能の実証については、Magnum .357 / .44 Caliber と DM51 手榴弾を使ったテストに供し、防弾性能のガイドラインである BRV 2009 (BRV : Bullet Resistant Vehicles) 認証に沿った防護レベル VR4 (Vehicle Resistance) に準拠しているとのこと。また、Run-Flat タイヤによって、パンク時でも時速 80 Km の速度で距離 30 Km の走行が可能としている。従来、装甲車輌のマーケットは、改造を専門とするベンダーにより標準的な車輌本体に追加カスタマイズが施されていたが、世界各国での紛争・危険地域の増大に伴い、その需要は増加傾向にあるとのこと。北米における一般的な M-Class の価格が 50,000 ドルに対して、M-Guard は 135,000 ドル程度になる見込み。

Alabama Local News 2013/04/04
Mercedes-Benz 2013/03/12

関連記事