中国 UCAV「Lijian」のクリアな写真が初登場

ミリタリーブログサポートチーム

2013年05月15日 11:18

中国のインターネット軍事フォーラムで、中国初の兵器運用を狙ったステルス無尾翼無人機の姿を捉えた写真が投稿された。数日前から遠距離の写真を引き伸ばしたものが出回っていたが、クリアな写真が明らかになったのはこれが初めて。中国の軍事ウォッチャーらによると、この UCAV (Unmanned Combat Air Vehicle) デモンストレーターは、"Sharp Sword" を意味する "Li Jian" とのことで、機体には「001」がマーキングされている。Boeing Phantom Ray や Dassault Neuron、Lockheed Martin RQ-170、Northrop Grumman X-47B など、西側諸国の先進技術で製造されているものを彷彿させるデザインが特徴。機体のデザイン設計を Shenyang Aircraft Design Institute (瀋陽航空機デザイン研究所) が、製造を Hongdu Aviation Industry (南昌飛機製造公司) が手掛けているとされる。現在、機体は中国・江西省の省都 Nanchang (南昌、ナンチャン) でテスト中とのこと。

Aviationist 2013/05/15
Flightglobal 2013/05/15

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