リビア女性議員「自己防衛」のためバッグに手榴弾入れて会議出席
身に降りかかる危険に対処する為、唐辛子スプレーなどの暴漢撃退アイテムをバッグに忍ばせる女性が増える中、治安の悪化が懸念されている中東リビアでは、より強力な防衛手段を取った事例が話題になっている。リビアの女性国会議員 Souad Soltan 氏は、Tripoli 地方評議会に出席する為、Algeria 広場のホールへ入る際に、ハンドバッグの中に手榴弾を忍ばせていたところ、金属探知機の反応により係員に呼び止められた。セキュリティー担当者が手榴弾の所持目的を尋ねたところ「自己防衛手段の為に所持した」と答えている。手榴弾は没収され、彼女は会議参加のため建物へ入ることが許された。会議を終えて出発する際、彼女は手榴弾が入ったバッグの返還を求めたが、セキュリティ担当者はそれを拒否。その後、彼女が逮捕された報道も出ていたが、それを否定する報道がおこなわれている。Souad Soltan 氏は過去に、彼女の身柄を目的に息子が誘拐されている。
Libya Herald 2013/11/20
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