メキシコ凶悪麻薬犯罪組織ファミリーの生活が SNS で明らかに
メキシコで最も凶悪な犯罪組織の幹部の息子が身柄を拘束され、Twitter や FaceBook を通じてその贅沢な生活の様子が明らかになった。Serafin Zambada Ortiz 容疑者 (23 歳) は先週、メキシコから米国 Arizona 州へ入ったところ、メタンフェタミン (methamphetamine)、コカイン (cocaine) の密売容疑で逮捕。同容疑者は、麻薬犯罪が蔓延るメキシコでも「最凶」と謳われる犯罪組織・Sinaloa Cartel (シナロア・カルテル) のナンバー 2 の子息に当たる人物。同組織は Joaquin Guzman (ホアキン・グスマン、a.k.a. "El Chapo") 容疑者をトップに、Chicago 周辺の麻薬をはじめとした違法薬物供給の 80% を独占する一大組織。Serafin Zambada Ortiz 容疑者が SNS 上で示した写真には、中東の権力者や大富豪のように金・銀のプレートを使った AK-47 や、大量の札束、ペットとして飼育するトラやライオン、高級セダン Bentley 等々・・・贅の限りを尽くした品々が自慢げに披露されていた。メキシコでは麻薬および麻薬関連の犯罪と、その治安問題の解決が最重要課題に挙げられている。
Sydney Morning Herald 2013/11/27
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