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第二次大戦 ナチス、マラリア蚊の兵器使用を計画?
ミリタリーブログサポートチーム
2014年02月17日 12:02
第二次大戦下のナチスで、マラリア媒介の
蚊
(Anopheles maculipennis) を攻撃的な兵器として使用する計画があったことが 2013 年 12 月の科学雑誌 Endeavor に掲載された。寄稿したドイツ Tübingen 大学の Klaus Reinhardt 博士によると、Bayern 州にあったダッハウ強制収容所 (Dachau concentration camp) に創設された昆虫研究所で、ヒトに危害を加える昆虫の研究が進められ、攻撃的な武器として「蚊」を使うことが研究されていた。同研究所は、1942 年に親衛隊 (SS) トップを務めた Heinrich Himmler (ハインリヒ・ヒムラー) によって創設。生物学者の Eduard May が率いていた。大規模な空中散布の可能性を裏付けるものとして関心が寄せられている。
The Local 2014/02/14
Photo : An Anopheles stephensi mosquito is obtaining a blood meal from a human host through its pointed proboscis / Wikimedia Commons
Image is for illustration purposes only.
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