米国防総省、基地や艦内の売店でのタバコ販売の禁止を検討

ミリタリーブログサポートチーム

2014年04月07日 15:01

米国防総省が米軍の基地や艦内にある売店でのタバコの販売を禁止する可能性がある。年間 16 億ドルものコストがタバコ関連の医療に費やされている他、それ以上の労働力が通院・入院によって損失していると推計されていることからも、保健部門の関係者からは、こうした規制に関する一連の動きを強く支持している模様。米国最大の薬局チェーンの 1 つ、CVS Caremark 社では販売棚からタバコ製品の引き上げを予定、また、Ray Mabus 米海軍長官が 9 月までに海軍と海兵隊基地内および艦内の売店でのタバコの販売を終了する準備にあるとのこと。2012 年会計年度で、軍の中の売店でのタバコの販売は、7 億 1,140 万ドルに達し、1 億 2,570 万ドルの利益を生み出しているという。米軍内での喫煙率は、米民間での喫煙率と比べても高い傾向にあるとした調査も報告されており、コストと健康の両面からも制限される方向に進むかもしれない。

Military.com 2014/03/31
Fox News 2014/04/02
Marine photo by Lance Cpl. Heather Johnson
Image is for illustration purposes only.

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