カナダ陸軍向け新型コンバットブーツ 2015 年初頭に開始
カナダ陸軍で近く、既存の
Mark III ブーツや汎用ブーツに代わって、2 ペアの新型コンバットブーツ・LOTB (Land Operations Temperate Boot) の配備が予定されている。なお、旧型ブーツを使用し続けることも可能とのこと。カナダ DLR (Director Land Requirements) では、フットウェアメーカーと協力して開発。軽量で通気性が良く、フィット感を持ち、衝撃吸収と、反発力を持つような構造で、耐久性についても高めた仕様を求めた由。新型 LOTB の選出については、2013 年春から開始。評価目的の提案依頼には、トータルで 13 種のブーツが持ち込まれ、トップ 3 種がユーザー評価のトライアルに供された。600 名の兵士が 45 日間に渡って日常や訓練シーンでテスト使用に協力。最終的に 2 種について販売認可が下りた。ブーツの調達においては 2 社に対して発注されており、その内の 1 社
Kodiak Group Holdings ではレースアップスタイルのブーツ 28,000 足分、額にして 420 万ドルを、一方の
LP Royer に対してはジッパー・レーススタイルのブーツ 52,000 足分、額にして 750 万ドルの発注がおこなわれ、計 80,000 足・総額 1,170 万ドルの契約が交わされた。新型ブーツの生産体制は今春終わりから夏に掛けて始まり、翌 2015 年初頭にも支給される予定。
Canadian Army 2014/03/27
Ottawa Citizen 2014/03/26
Photo : One of two new designs of Land Operations Temperate Boots / Canadian Army
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