米陸軍 Natick、スコープ機能搭載・周囲の状況に則した輝度調整する次世代型アイウェア構想

ミリタリーブログサポートチーム

2014年05月27日 12:02

爆風により飛散する破片やレーザー照射から兵士の目を保護するだけでなく、視界の確保や視力の増強に貢献する次世代型アイウェアの構想が米陸軍の研究チームにより打ち立てられている。研究を主導するのは、米陸軍ネイティック兵士研究開発技術センター (NSRDEC : Natick Soldier Research, Development and Engineering Center) 。視界に広がる景色の輝度に応じてリアルタイムでの変色を可能とする他、乱反射光によるギラツキから眼を守り、クリアな視界を提供するポラライズド (偏光) レンズの特性、遠方のものを識別するための倍率ズームを可能とするような構想。現在のところ完成までの具体的なロードマップは示されておらず、近い将来での実現化は難しいことが予想されるも、先進的で意欲的なその構想に期待が寄せられている。

NSRDEC Public Affairs 2014/05/19
Photo Credit: David Kamm, NSRDEC

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