米陸軍「スコーピオン W2 迷彩」OCP (Operational Camouflage Pattern) に採用

ミリタリーブログサポートチーム

2014年08月06日 15:27

米陸軍の次期コンバットユニフォームにスコーピオンW2 迷彩がOCP (Operational Camouflage Pattern) として採用されることが決定した。また、2015 年夏ごろから ACU (Army Combat Uniform) として順次手配の予定。

シルエットなどベースデザインは現行モデルと同じだが、迷彩柄の変更に合わせてコンバットシャツの上腕ポケットにジッパーが追加されている。

スコーピオン W2 迷彩は、アメリカ政府との契約の下で Crye Precision (クライ・プレシジョン) 社が開発したスコーピオン迷彩の改良型であり、Crye Precision 社はそれを基に Multicam (マルチカム) を開発した経緯がある。

マルチカムとよく似ているが、一番の違いはマルチカムにはある細い棒状のプリントが無いことがあげられる。色味的には、抑えたグリーン、軽いベージュとダークブラウンのカラーパレットが採用されている。
U.S. Army 2014/07/31
Army Times 2014/07/31
Photo : Master Sgt. Benjamin Owens models the Army Combat Uniform using the new Operational Camouflage Pattern. (Army), via Army Times 2014/07/31
Text : I.Yugeshima - 004

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