「Fortune Guard 2014」大量破壊兵器拡散を阻止、日米韓参加の海上船舶臨検 VBSS 訓練映像

ミリタリーブログサポートチーム

2014年08月08日 19:49

米陸軍 第 3 軍が運営するインターネットメディア・DVIDS (Defense Video & Imagery Distribution System) 上で、海上船舶臨検 (VBSS : Visit Board Search and Seizure) のデモンストレーションを示す B-Roll 映像が公開中。

これは、米太平洋軍主催による大量破壊兵器の拡散防止を目的とした (PSI : Proliferation Security Initiative) 海上訓練「Exercise Fortune Guard」の一部としておこなわれもの。

VBSS 訓練では、オーストラリア海軍の隊員が船員役として協力の下、日本の海上自衛隊の他、韓国の特殊部隊と沿岸警備隊、米国沿岸警備隊が参加している。映像中に登場する各隊員の持つ銃や装備にも注目が集まるところ。

「Fortune Guard 2014」は、ハワイ・ホノルルで 8 月 5 日 (火)、6 日 (水) におこなわれ、海上自衛隊からは、300 名の人員とヘリコプター搭載護衛艦「いせ」及びその搭載航空機 1 機が参加している。また、自衛隊員の他に、外務省、警察庁、財務省及び海上保安庁が職員を派遣していることも明らかにされている。

大量破壊兵器の拡散に対する防止と安全保障構想は、11 の支援国と共に 2003 年から取り組みが始まり、現在までにその数は 104 ヶ国が賛同するに至っている。

Defense Media Activity - Hawaii News Bureau / DVIDS 2014/08/07
DoD News 2014/07/29
Japan Ministry of Defense 2014/07/28

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