オーストラリア、兵士の個人装備を大きくアップグレード。生存性向上を狙った改良型を支給へ

ミリタリーブログサポートチーム

2014年09月02日 14:38

オーストラリア国防省は、20,000 名の兵士を対象に、新たに改善された個人用装備、額にして 1 億 7,000 万ドルのアップグレード実施を発表した。

新たに支給されるキットには、新世代型のボディーアーマー、戦闘ヘルメット、ヘッドセット、バリスティック ゴーグル、プレートキャリア、バックパックなどが含まれている。

オーストラリア軍では、過去 15 年に渡るオペレーションでの経験を基にフィードバックする「Land 125」計画の Phase 3B において、兵士個々が負荷する装備の改善を掲げている。計画では、兵士個々の装備コンポーネントを統合することや、素材の見直しなどを実施することで、軽量化をはじめとした様々な改善を通じて、兵士の機動力と持久力の向上を図るとしている。

最初の 1,000 セットについては、Australian Defense Apparel によって 2015 年 5 月にデリバリー予定。

Commonwealth of Australia 2014/08/28
Photo: © Commonwealth of Australia, Department of Defence

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