M18 スモーク・グレネード、無事故で生産数 300 万個を突破

ミリタリーブログサポートチーム

2014年09月03日 18:09


米陸軍は 8 月 18 日、M18 スモーク・グレネードの生産数が 300 万個を突破したと発表した。

記念すべき 300 万個目が生産されたのは今年 7 月 2 日のことで、また 2011 年 5 月には 200 万個を突破していた。これまで生産過程における事故は発生していない。

M18 は煙を発生させることのできるグレネードで、地上や空にいる味方に対する信号として使用したり、目標地点やヘリコプターなどの着陸地点のマーキング、また敵の目を欺くための遮蔽といった用途で使われている。

また化合物の配分を変えることで、煙に赤・緑・黄色・紫といった色をつけることもできる。

生産を手掛けるパイン・ブラッフ兵器廠を統括しているアミュニション・オペレーションズのロック・バーン氏は「これは大きな偉業だ。だが、私の功績ではない。多くの人々が、毎朝早くにバスでやって来て、仕事着を着て、生産ライン
に就き、毎日大変な仕事をこなしている。とてもタフな仕事だ。彼らこそがこの偉業を成し遂げたのだ」と述べている。

U.S. Army 2014/08/18
Photo 1: U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Chris Flahive/Released
Photo 2 Credit: Hugh Morgan
Text : 鳥嶋真也 - FM201409

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