米海兵隊 HMLA-773 「レッド・ドッグス」のヒューイ・ヘリコプター、最後の飛行

ミリタリーブログサポートチーム

2014年09月10日 17:58

米海兵隊の HMLA-773 (Marine Light Attack Helicopter Squadron 773)、通称「レッド・ドッグス」に所属する UH-1N ヒューイ・ヘリコプターが、8 月 28 日に最後の飛行を行った。米海兵隊が 9 月 3 日付けで発表した。

引退式典は 8 月 28 日、ルイジアナ州ニュー・オーリンズにある海軍航空基地統合予備役施設 (Naval Air Station Joint Reserve Base, New Orleans) で行われた。

UH-1N ヒューイは、1969 年にベル・ヘリコプターズ社によって開発された双発の多目的ヘリコプターで、米海兵隊と米海軍には 1971 年から導入が開始された。以来、40 年以上に渡って改良されつつ、ベトナムやペルシャ湾、アフガニスタンやイラクで活躍した。

1996 年には、UH-1N の性能を向上させるプログラムが開始され、UH-1Y ヴェノムが開発された。当初は、既存の UH-1N を改良する形で UH-1Y が製造される予定だったが、その後完全に新規製造されることとなり、現在も製造と配備が進められている。

U.S. Marine Corps Forces Reserve 2014/09/03
Photo: Photo by Cpl. J. Gage karwick
Text : 鳥嶋真也 - FM201409

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