南アのデネル・ランド・システムズ社、新型の小型砲塔システムを発表

ミリタリーブログサポートチーム

2014年10月07日 14:54

『IHS Maritime』は 9 月 23 日付けで、南アフリカ共和国の防衛企業デネル・ランド・システムズ (Denel Land Systems) 社が開発した、ライト・コンバット・ターレット-マルチ・キャリバー (LCT-MT、Light Combat Turret - Multi Calibre) と名付けられた兵器システムを紹介する動画を公開した。

このシステムは南アフリカのプレトリアで開催された「アフリカ・エアロスペース & ディフェンス 2014」において発表されたもので、1 人のオペレーターによって操作可能な小型の砲塔だ。砲には 7.62 mm、もしくはブローニング M2 重機関銃を装備でき、また DLS GLI40 40mm、DLS 20mm GA1 低反動砲も装備することができる。砲塔の左側面には 76 mm グレネード・ランチャーが一列になって装備されており、また右側面にはサーチライトと、BAE システムズ社製のセンサー・パッケージを装備している。

質量は 650 kg ほどと軽量で、キャスパー装甲兵員輸送車のような車両に装備することが可能だという。完全に自社資金によって開発され、またすでに試射も完了しており、受注が取れればすぐにでも生産できるとしている。

IHS Maritime 2014/09/23
Text : 鳥嶋真也 - FM201410

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